岩貞祐太いわさだゆうた

YUTA IWASADA

岩貞祐太（いわさだゆうた、1991年9月5日-）は、阪神タイガースに所属する東区(熊本市)|熊本市東区出身。横浜商科大学硬式野球部|横浜商科大学への進学後は、1年春からベンチ入りを果たすと、2年時には日本代表として日米大学野球選手権大会に出場。4年時には、神奈川大学野球連盟|神奈川大学野球の秋季リーグで6勝を挙げるとともに、最優秀投手賞とベストナインを獲得した。8月10日の対広島東洋カープ戦（京セラドーム大阪）に先発投手として一軍公式戦に初めて登板すると、8月17日|同月17日の対横浜DeNAベイスターズ戦（横浜スタジアム）で一軍初勝利・初先発勝利を記録した。一軍公式戦全体では、6試合の登板で、1勝4敗、防御率4.60という成績を残している。には、自身と同年齢・同期入団で同じ左腕投手の岩崎優と一軍先発6番手の座を争った末に、開幕を二軍で迎えた。岩崎が一軍で不調に陥ったことを受けて、5月24日の対DeNA戦（横浜）に先発投手としてシーズン初の一軍公式戦登板を果たすと、6月4日の対千葉ロッテマリーンズ戦（阪神甲子園球場）でシーズン初勝利。この勝利は、甲子園での一軍公式戦における自身初勝利でもあった。一軍公式戦全体では、5試合の登板で1勝1敗、防御率4.35を記録。シーズン終了後に参加した台湾でのウィンターリーグでは、5試合の先発登板で2勝0敗、防御率0.53という好成績を残したことから、投手部門のMVPを獲得した。には、「沖縄組」で参加した春季キャンプの終盤に、左肩の違和感を訴えた。しかし、3月のウエスタン・リーグ公式戦やオープン戦で好投を続けたことから、一軍公式戦の開幕先発6番手の座を確保。一軍でのシーズン初登板であった4月2日の対DeNA戦（横浜）では、先発として7回を無失点に抑えてシーズン初勝利を挙げた。には、2017ワールド・ベースボール・クラシック日本代表|ワールド・ベースボール・クラシック日本代表の予備登録メンバーに選出。レギュラーシーズンの開幕前に催された本大会の指名投手枠に入ったことから、日本代表が投手を入れ替える目的でこの枠を利用した場合には、2次ラウンド以降に代表へ招集される可能性があった。ただし、実際には利用に至らなかったため、岩貞の本大会出場は見送られた。レギュラーシーズンでは、4月1日に広島との開幕カード第2戦（マツダスタジアム）で先発に起用。5回5失点という内容ながら、勝敗は付かなかった。次に登板した4月7日の対巨人戦（甲子園）でカード初黒星を喫したため、前年からの自身の連勝は5で途切れた。2016年1月の合同自主トレーニングでは、チームメイトの能見篤史から、能見の勝負球であるフォークボールの投げ方やチェンジアップを生かす配球術を学んだ。

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